一緒にいると、なぜかどっと疲れてしまう人。
話しているだけなのに、こちらの元気がすり減っていくような人。
職場に、ママ友グループに、時には家族の中にも、そんな「エネルギーの強い人」はいるものです。
よく「波動が低い人」と呼ばれたりもしますが、大切なのは名前をつけることより、その人とどう付き合っていくか、ではないでしょうか。
今日は、そんな人たちとの上手な距離の取り方についてお話しします。
「波動が低くて強い人」とは、どんな人か

一般的に、こう言われる人には、いくつかの共通点があります。
- 自分の機嫌や都合を、周りに合わせさせようとする
- 不満・批判・愚痴が多く、話すとこちらまで気持ちが重くなる
- 相手の話を聞かず、自分の主張を通そうとする
- こちらが我慢すると、それが「普通」になっていく
こういう人がそばにいると、悪いのは自分ではないのに、なぜか自分を責めたり、必要以上に気を遣ったりしてしまう。
そんな経験、ありませんか。
なぜ、つい我慢してしまうのか

わたし自身、若い頃は「相手に合わせることが優しさだ」と思い込んでいた時期がありました。
自分の気持ちを言葉にするより先に、相手の機嫌を読み取って動く。
それが「うまくやること」だと思っていたのです。
でも今になって思うのは、それは優しさというより、自分の気持ちを後回しにする癖だったということ。
強い人のそばにいると疲れるのは、あなたが弱いからではありません。
むしろ、相手の気持ちに敏感で、周りとの調和を大事にできる人ほど、自分の感情を後回しにしやすい傾向があります。
上手な距離の取り方・実践編

「縁を切る」でも「我慢し続ける」でもない、ちょうどいい距離のつくり方を、5つご紹介します。
1. 物理的な距離を、少しだけつくる
席の位置、連絡を取る頻度、会う回数。
小さなことで構いません。
「毎回すぐ返信する」をやめて、少し時間を置くだけでも、関係の力関係は変わっていきます。
2. 反応しない練習をする
強い人は、こちらの反応を見て、さらに踏み込んでくることがあります。
愚痴や批判に対して、いちいち同意も反論もせず、「そうなんですね」と受け流す練習をしてみてください。
反応が薄いと、相手も次第にエネルギーを向けなくなっていきます。
3. 「察してほしい」をやめて、言葉にする
我慢して、いつか分かってもらえると期待するより、「わたしはこう思っています」と、静かに、でもはっきり言葉にしてみる。
攻撃的にならなくても、伝えることはできます。
4. 自分の感情を、いちばん後回しにしない
相手の機嫌より先に、自分が今どう感じているかを確認する習慣を持つこと。
「疲れているな」「これは嫌だな」と気づくだけでも、無理を重ねることが減っていきます。
5. 「環境ごと変える」という選択肢も持っておく
距離の取り方を工夫しても苦しいときは、その関係やコミュニティに居続けること自体を見直してもいい。
逃げることではなく、自分を大事にする環境を選び直すことです。
距離を取ることは、冷たいことではない

「距離を置く」と聞くと、薄情に感じる人もいるかもしれません。
でも、自分をすり減らしながら関係を続けることのほうが、長い目で見ればお互いのためにならないことも多いのです。
やさしさと、我慢は、違います。
あなたは、どうですか?

今、あなたのそばにいる「強い人」を思い浮かべてみてください。
その人との関係の中で、あなたはどれくらい、自分の気持ちを後回しにしていますか。
こうした「つい人を優先してしまう」パターンは、実はお金との向き合い方にも、同じ形で表れることがあります。
もし心当たりがあれば、「お金の不安をやさしく手放す講座」もご覧いただけたら嬉しいです。
