「わたしさえ我慢すればいい」
そう思って、家族のため、まわりのためにと頑張ってきたのに、ふと「もう疲れた」と感じることはありませんか。
この記事では、自己犠牲をやめたいと感じている方に向けて、自分を後回しにしてしまう理由と、少しずつ手放していく5つのステップを、わたし自身の体験を交えてお伝えします。
自分の気持ちに気づく練習を、はじめたい方へ。
自己犠牲とは?優しさとの違い

自己犠牲とは、自分の気持ちや時間、お金を後回しにして、他人を優先することです。
優しさとの違いは、「自分も納得して選んでいるか」にあります。
優しさ 自分にも余裕があり、納得したうえで差し出す
自己犠牲 本当は無理をしているのに、「わたしさえ我慢すれば」と飲み込む
人を大切にすることは、悪いことではありません。
つらくなるのは、その中で自分の気持ちが置き去りになってしまうときです。
自己犠牲をしてしまう人の特徴

次のような心当たりはありませんか。
・頼まれると、断れない
・人の機嫌や顔色が気になる
・休んでいると、罪悪感がある
・自分のことは、いつも「あとでいい」
・「いい人」でいないと、不安になる
ひとつでも当てはまれば、自分を後回しにする習慣が身についているのかもしれません。
特徴をもっと詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
▶ 自己犠牲する人の特徴と自分らしく生きる方法
https://aeriallife.net/characteristics-of-people/
なぜ、自分を後回しにしてしまうのか

自己犠牲は、性格の弱さではありません。
多くの場合、長年の習慣や環境から身についたものです。
・「母親だから」「妻だから」「長女だから」という役割
・嫌われたくない、期待に応えたいという気持ち
・小さい頃から、人に合わせることで安心できた経験
・頼むより、自分でやったほうが早いという慣れ
わたしも、「性格だから仕方ない」と思っていました。
でも、あとから振り返ると、性格ではなく、習慣だったのだと気づきました。
自己犠牲を続けると、どうなる?

自己犠牲を続けていると、次のような変化を感じる方が多いようです。
・いつも疲れていて、休んでも回復しにくい
・「こんなにしているのに」という気持ちが湧く
・自分が何をしたいのか、分からなくなる
・お金のことで、いつも不安が先に立つ
心や体の不調が長く続くときは、ひとりで抱え込まず、医療機関や専門の相談窓口も頼ってください。
わたしの体験

わたしは、結婚を機に慣れない土地での暮らしを始め、子育てや家のことを「わたしが合わせればうまくいく」と思ってやってきました。
引っ越しを重ね、子どもが巣立ち、親の介護にも関わるようになって、ふと気づきました。
人の気持ちには敏感なのに、自分の気持ちが分からなくなっている。
お金も同じでした。
家族のものなら迷わず買えるのに、自分のものになると、何度も棚に戻してしまう。
そのとき初めて、「わたしさえ我慢すればいい」が、口ぐせになっていたことに気づきました。
自己犠牲を手放す5つのステップ

いきなり変えなくて大丈夫です。
小さなことから、少しずつ試してみてください。
「いま、わたしはどんな気持ち?」と、自分に聞いてみます。
悲しい、疲れた、悔しい。ひとことで構いません。
頼まれたら、すぐに答えず、「確認してから連絡するね」と伝えます。
断るかどうかを考える時間が、自分を守ってくれます。
自分が抱えなくていいことまで、背負っていないかを見てみます。
あたたかい飲み物でも、好きなお菓子でも、5分の休憩でも。
理由をつけずに、自分のために時間やお金を使ってみます。
「自分も大切にしていい」という感覚が、少しずつ育ちます。
家族に、小さな家事をお願いしてみます。
全部を自分でやらなくても、なんとかなる経験を重ねていきます。
自分の気持ちに気づく練習を続けたい方へ

5つのステップのなかでも、「いまの気持ちに名前をつける」ことは、続けるほど自分の本音が見えやすくなります。
ひとりで続けるのが難しいと感じる方は、毎日少しずつ書き込める『自分を後回しにしない30日ノート』も使ってみてください。
よくある質問

- 自己犠牲をやめたら、冷たい人になりませんか?
-
なりません。
自分のことも大切にできる人のほうが、長く、無理なく人に優しくできると、わたしは感じています。 - 家族に反発されませんか?
-
変化に戸惑われることはあります。
いきなり大きく変えず、「お願い」の形で、小さなことから伝えるのがおすすめです。 - 何から始めればいいですか?
-
まずは、ステップ1の「いまの気持ちに名前をつける」から。
今日、一回だけで十分です。
まとめ

・自己犠牲は、優しさと違い、自分の気持ちが置き去りになる状態
・性格ではなく、長年の習慣や役割から身についたもの
・手放すには、小さな行動から少しずつ始める
何歳からでも、もっと自分らしく生きていい。
わたしは、そう思っています。
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この記事を書いた人

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